この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、ガジェットと家電のレビューブログ「ガジェルバ」の運営者イツキ(@saigalog)です。
私は現在坊主頭です。
きっかけはコロナ禍で会社が完全リモートワークになり、リアルに人と会う機会が激減したこと。
以前から坊主頭にしてみたいな、と考えていた私は2020年9月に一念発起しバリカンを購入。
以降、現在まで約2年半坊主頭生活を謳歌しています。
本記事ではそんな坊主頭が快適すぎてやめられない私が、坊主頭のメリット・デメリット、おすすめのバリカンについて紹介します。
この記事の内容はYouTubeを始めとした複数のサービスで音声配信しています。

文字を読むのがしんどい…という方はお好きなサービスで流し聴きがおすすめです!

中学生時代から若白髪があるタイプで、30歳超えてからはよく言えばメッシュに見えるくらいの白髪の量があります。
いちいち染めるのにもお金がかかるし、本当に面倒くさいんです。
もともと髪を美容室に切りに行くのが面倒で、ひどいときは半年に1回のときも。
伸び放題で扱いにも困り、汚く見えるくらいならいっそのことすべてなくしたほうが清潔感があると考えていました。
私はすでに結婚していますので異性を意識する必要もありません。
自分にとって髪があることのメリットがほとんどないと考えるようになりました。
そういった理由で前から坊主頭にしたいと思っていましたが、妻のなめこさんは「さすがにそれは…」と渋い顔。
そんな中世界がコロナ禍になり、当時勤めていた会社が完全リモートワークになりました。
出社しませんので、当然ながらリアルに人と会う機会が激減します。
そのような経緯があって2020年9月に決意、バリカンを購入しました。
届いたその日に風呂場で5 mmの丸刈りに。
以降は定期的に丸刈りにする日々を送っている
頻度としては2週間~1ヶ月に1度くらい、今は3 mmで刈っています。
最初の方は妻に手伝ってもらっていたが、慣れれば一人でもキレイに丸刈りできるようになりました。
今回のお話は別記事の「30代になって意識してやめた10のこと」でもこのことについて触れてるので、興味があればそちらもぜひご覧ください。
「30代になって意識してやめた10のこと」の記事はこちら
1.固定観念から解放される

ちょっとこれだけだと意味がわからないと思うので補足します。
要は「髪の毛をある程度伸ばして整えなくてはいけない」という価値観って現代社会において蔓延していますよね。
でも別にそれって自分がそうしたいわけじゃなくて、社会的になんとなくそうしないといけないから、という形で生まれた時からその価値観が刷り込まれていました。
江戸時代まではちょんまげが主流で、今の髪型、当時でいうザンギリ頭は明治時代以降になります。
ですので、時代でどういう髪型にしなくてはならない、という縛りの中で生きているのは結構くだらないよな、と私は考えていました。
実際に坊主頭にしたことで、その縛りから解き放たれた実感があり、解放感を感じています。
2.部屋に髪の毛が散乱しない

髪の毛を短くしたからと言って、1日の抜け毛の数は決まっているので減るわけではありません。
ですが、掃除もしやすく長い髪の毛の存在感と比較するとほとんどないも同然です。
これまでに部屋の中で「あ、私の髪の毛が落ちてる」と気づいたことは今までほとんどありません。
わが家は妻と娘2人の女性が多い家族なので、余計にそう感じています。
3.清潔感がある

何をもって清潔感がある、というのは定義が難しい話ではありますが。
伸びっぱなしでモサモサしているのと比べたら、もちろん坊主頭のほうが清潔感がありますよねって話です。
4.寝癖を気にする必要がない

これも清潔感に少し関連する話ですが、寝癖がつかないのでだらしないイメージを持たれる心配が皆無になります。
もともと私は朝シャワーを浴びるので寝癖とは無縁でしたが、休みの日とかちょっとシャワーかったるいなと思っても、寝癖や髪型を気にせず外に出ることができます。
5.ワックスなどの整髪料が必要ない

当然と言えば当然ですが、ワックスやジェルといった整髪料は一切不要になります。
だってつける髪の毛がありませんからね。
持ち物も少なくなるし、出費も抑えられるメリットがあります。
ワックスってそれなりに良いものを買おうとすると、数千円平気で飛んでいきますよね。
6.クシやコテなど髪の関するアイテムが一切必要なくなる

これも先程の整髪料の話とほぼ同じですが、髪の毛を整えるクシや動きをつけるコテも当然いりません。
坊主頭をクシでとかしている人がいたら、それはもはやギャグです。
7.外出時の突風など、天候によって、子供とのふれあいで乱れる髪型を気にする必要がない

自分で言うのもなんですが、それこそ20代前半くらいまでは結構髪型にこだわりを持っていました。
自分の髪質やワックスの付け方など、中学生くらいから長年をかけてマスターしていましたし、パーマをかけたり金髪にしたりと人並みにカッコつけていました。
その生活の中で一番しんどいなと感じていたのが、風や雨といった天候でせっかくキメた髪型が崩れてしまうこと。
あとこれも強敵なのが電車の中、特に夏場。
天井に取り付けられた扇風機の風が、上から吹くとフワッとニュアンスを出した髪型がぺったんこになってしまう悲しさ。
なので髪型をカッコつけていた頃、外出時はいかに自分の髪型を死守するかということに気を使っていました。
また子どもが生まれてから座って一緒に遊んでいるときに頭を触られたり、おんぶをしたり肩車をするとほぼ100%髪型は崩れます。
ワックスでベタついた髪の毛を子どもに触らせたくない、という思いもありました。
子どもって自分の手や指をすぐに舐めたり口の中に入れるので。
このあたりの葛藤や気を使っていた労力から完全に解放されました。
8.シャワーが一瞬で終わる

坊主頭でももちろん頭は洗いますが、シャンプーでシャカシャカと頭皮を揉み洗いしたらもうそれで終わりです。
当然コンディショナーなんて必要ありません。
9.ドライヤーが一瞬で終わる

人によってはドライヤーかける必要すらないですね。
私はタオルで拭いても微妙な湿り気が残るのが嫌なので、毎回ドライヤーをかけるようにはしています。
ですが、ほんとに10秒くらいなので別に今家からドライヤーがなくなったとしても何も困らないです。
10.白髪を染める必要がない

冒頭でも述べましたが、私は子供の頃から白髪体質なので定期的に白髪をずっと染め続けてきました。
美容室でやってもらうこともありましたが、なかなか高額なので基本的には白髪染めを買ってきて自分で染めていました。
ただこれってやっぱりなかなかの労力なんですよね。
いくら美容室よりも安いとはいっても、お金もかかりますし。
世間的には白髪ってマイナスイメージですし、老けて見えたり貧乏くさく見えたり、不潔感が出てしまったりも。
ただ人によってはむしろかっこいいとか、髪型次第とかそんな意見もありますが、そういう面倒くさい価値観から解放されるにはやはり坊主頭一択かなと。
坊主頭になっても私の髪の毛が白髪であることはわかりますが、だからといって「あの人白髪染めてない!」とはなりませんよね。
11.髪の傷みを気にする必要がない

また当たり前の話になるんですが、ないものは傷みようがないですね。
坊主頭の人で「枝毛がー」と言っている人がいたら教えてください。
12.美容室代がかからない

これはあくまで私のケースということで、坊主頭にしても美容室に行く人はいると思います。
やっぱ自分でやるよりプロにやってもらったほうが、よりかっこいい坊主頭になるぜ!って考えの人ももちろんいるでしょうからね。
私はそんな繊細な感覚を持っておらず、自分でやってもプロがやっても同じだと思っているので坊主頭にしてからは一度も美容室にいっていません。
美容室を予約する手間、実際に美容室に行って施術してもらう時間、料金などが一切なくなったので本当に快適に感じています。
13.風通しがよく頭皮が蒸れない

ある程度の年齢になった、特に男性は自分の髪の毛の生存を気にすることは間違いないと思います。
自分がハゲるのかハゲないのか、永遠に悩みはつきません。
私は幸運なことに今のところハゲる兆候はないのですが、1年後にツルンとなってしまっている可能性も全然あると思っています。
そのリスクを少しでも減らすために、やはり頭皮は大事にしたい。
坊主頭になれば風通しがよい、というかほぼ吹きさらしなのでめちゃめちゃ爽やかです。
当然蒸れることがありませんので、将来ハゲる可能性を少しでも減らすことにつながっているんじゃないかと感じています。
ただこれは今すぐに効果があるのかは誰もわかりませんので、将来私が死ぬまでの間に頭がハゲなかったら効果があったと実証できますね。
数十年後、お楽しみに。
14.知人が見つけやすい

これは本人より家族や知人などの近い人のメリットです。
例えばデパートやテーマパークなどで別行動時に、相手がどこにいるかを探すとき。
坊主頭が目印になるんですよね、シルエットがわかりやすい。
遠くから見たときに普通の髪型の人がたくさんいる中で、一人だけ坊主がいるとすぐ目につきます。
私はあまり派手な服を着ないため目印がなかったんですが、坊主になってからはわかりやすくなったと妻がよく言っています。
探すときはまず坊主頭を探して、そのあと目線を下に流して服装などを確認するようです。
1.最初は驚かれる

ただ、自分が思っていたより驚かれなかったのが正直なところです。
最近小学生の頃からの友人と数年ぶりにオンライン飲み会をしたのですが、一番最初に「坊主にしたんだね」と言われただけで終わりました。
拍子抜けと言うか、案外気にしてるのは自分だけなんだなとこういう場面でも実感します。
2.怖い人と思われる可能性がある

これは誰かに言われたわけではないですが、自分自身がなんとなく思っていることですね。
鏡で自分の顔を見るとやっぱり少し怖いよな、と思うことがあります。
それで何か不都合が今まであったわけではないですが、そう思われる可能性は一応頭に入れておいたほうがいいかと。
3.髪が長いときよりも頻繁に散髪する必要がある

いわゆる普通の髪型をしているときと比べて、坊主頭はもとが短いので数ミリ伸びただけで違いが顕著にわかります。
散髪後、3週間くらいすると妻がお決まりのように「髪の毛伸びてきたね」と言ってきます。
はっきり言って刈りたて3ミリから、10ミリになったところで生活になにか支障がでることはまったくありません。
ですがベストな坊主頭を保つには長くても1ヶ月、早いと2週間くらいで散髪する必要があります。
これは面倒と言ったら面倒ですが、5~10分くらいで終わるので許容範囲かなといったところです。
4.頭皮にデキモノがあるときに散髪できない

これは坊主頭でそれなりの期間過ごしたことある人しかわからないことだと思います。
もちろん人にもよると思いますが、たまに頭皮にニキビのようなデキモノができることがあるんです。
で、モノによっては少し触る程度でビックリするくらい痛い場合があって。
こうなってしまうと、そろそろ伸びてきてから散髪しようかなと思ってもタイミングをずらさなくてはなりません。
バリカンって頭皮にダイレクトに触れるので、このデキモノに触れてしまうとそれこそ悶絶モノ。
この点は普通の髪型を普通にハサミで切っていた頃にはないデメリットだと言えますね。
5.バリカンや替刃を購入する必要がある

これは自分で散髪する人限定の話にはなりますが、当然ながらバリカンと替刃は自分で用意する必要があります。
後ほど紹介しますが、それなりに良いものを買おうとすると数万円するので、初期コスト+ランニングコストは多少なりともかかりますね。
ただ美容室に比べたら断然安いとは思いますけど。
6.夏場と冬場は帽子がほぼ必須

これも実際に坊主頭にするまで気づかなかったことです。
考えてみればすぐわかることではあるんですが、まず夏。
わが家は子供と一緒に公園など、外に出かけることが多いんですが髪の毛がないので頭皮が直射日光でやられます。
風通しがよいどころの騒ぎじゃないので、これは本当にちゃんとガードしておかないと頭皮に大ダメージで毛根ごとズルムケる可能性があるので要注意です。
また逆に冬はとっても寒い。
ですので基本的に外出時は、ニット帽などを被っていくことが必須になりますね。
7.髪型のバリエーションを楽しめない

オシャレの主観は人それぞれです。
極端な話、アマゾンの奥地の民族と日本人の思うオシャレが同じわけないですよね。
自分がオシャレと思ったらオシャレなんです。
私がおすすめするバリカンは「パナソニック プロリニアバリカン ER-GP82」です。

最近だと「ER-GP62」というものが出たみたいですが、コンパクトで使いやすくなったいわば“エントリーモデル”のようで機能としては「ER-GP82」が優れていいます。
「ガジェルバ」の方でも詳しくレビューしているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
「パナソニック プロリニアバリカン ER-GP82」レビューはこちら本記事では「究極のミニマリスト!坊主頭のメリット・デメリットを徹底解説」について書きました。
メリット・デメリットをあげましたが、一番の大きなポイントは固定観念から解放されたことかなと感じています。
なにかにとらわれて生きることをやめて、心も身体もすっきりしました。
人によって状況や環境は違うので、坊主頭がいいよ!しなよ!と強くおすすめはできませんが…。
髪の毛だけでなく「面倒だな」と思うことをなぜそうなのか、そうでなきゃいけないかと突き詰めてより生きやすくするための行動をしてみてはいかがでしょうか。