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iPhone 14 Proは見送ります!Proシリーズを買い続けてきたガジェットブロガーが苦渋の決断をした理由

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こんにちは、ガジェットと家電のレビューブログ「ガジェルバ」の運営者イツキ(@saigalog)です。

ガジェルバ」は2020年1月から運営しています。

これまでにスマホや含めたガジェットや家電を350個以上レビューしてきました。

子どもや家族などプライベートの写真を月に500枚、ブログ関連の写真を月に2,000枚近く撮っています。

合計で月に2,500枚(単純計算で年に30,000枚)の写真を撮っていることになります。

本記事ではそんなガジェットブロガーであり、iPhoneヘビーユーザーである私がiPhone 14 Proを買わないと決断した理由を述べていきます。

この記事の著者

ガジェットブロガー

イツキ

2020年1月に始めたレビューブログ「ガジェルバ」で、これまでに150社と300以上の案件の獲得実績。

2022年に脱サラしてフリーランスへ。

ダイエットブログ「eスラット」のプロデュースや、ラジオ配信「ちょびコン」など幅広いメディアで活動中。

死ぬまでリスクヘッジ”を座右の銘に、最近はショート動画制作にハマっている。

ガジェルバ」がA8メディアオブザイヤー2022「ガジェット・回線・サーバー・スマホ」部門で4位入賞。

この記事の音声配信版

この記事の内容はYouTubeを始めとした複数のサービスで音声配信しています。

イツキ
イツキ

文字を読むのがしんどい…という方はお好きなサービスで流し聴きがおすすめです!

私のiPhoneの使い方

最初に私のiPhoneの使い方を「一般的」と「特徴的」に分類して紹介します。

一般的な使い方
  • 写真撮影
  • 動画撮影
  • 連絡関連(メール、LINE、Slack)
  • SNS(Twitter、Instagram)
  • ブラウジング
  • 動画、音楽視聴(YouTube)
  • TODO、カレンダー
  • ニュースチェック
  • ショッピング(Amazon、楽天、メルカリ)
  • ゲーム(サマナーズウォー)
特徴的な使い方
  • ブログ関連(ASP、Google Analytics)
  • スマートホーム(SwitchBot、Tapo、Alexa、Googleホーム)
  • 投資関連(証券、銀行)

私のiPhone遍歴

私はこれまで9年間で5台のiPhoneを使ってきて愛着があります。

ガジェットブロガーしても“最新のiPhoneをレビューしたい”という気持ちはすごくあるんです。

何ヶ月も前から今年のiPhoneはどうしようか、という悩んできて公式発表され、その内容を見て今回は見送るという苦渋の決断をしました。

iPhone 5s(2013年9月)

最初のスマホがこの「iPhone 5s」です。

デザインに惹かれて当時使っていたガラケーから乗り換えました。

カードのようでそれでいて多機能なガジェット、というところにとてもロマンを感じたんですよね。

それまでAndroidスマホを使っていた妻も私が「iPhone 5s」を使っているのを見て乗り換えていました。

iPhone 7(2016年9月)

「iPhone 5s」を3年くらい粘って使い、電池がヘタってきたので買い替えることにしました。

画面サイズが4インチから5.5インチに変わったので、その差に驚いたのを覚えています。

このモデルから防水仕様にもなったというのも印象的な進化でした。

iPhone 11 Pro(発売2019年9月、買い替え2020年1月)

ガジェットブログを始めるという意気込みも含めて、当時のハイエンドモデルであった「iPhone 11 Pro」を購入しました。

「iPhone 7」から3年経っていることもあり、3眼レンズを含めて進化に驚きました。

何より超広角カメラが革新的すぎて、これのためだけに買ってよかったと言ってもいいくらいです。

ブログで使う写真はこれ以降ほぼすべてiPhoneで撮影しています。

なめこ
なめこ

そういえば「iPhone 11 Pro」は買って早々に地面に落として凹んでたよね。

イツキ
イツキ

子供と公園で遊んでいるときにうっかり…夜うなされるぐらい割りとしっかり凹みました笑。

iPhone 12 Pro(2020年10月)

ブログでレビューする目的もあり、9ヶ月ほどでの買い替え(過去最短)となります。

「iPhone 11 Pro」がさらに洗練され、デザインが最初に買った「iPhone 5s」に近くなったのもありお気に入りのモデルです。

現在は妻が私のお下がり、と言うかたちで現役で愛用しています。

「iPhone 12 Pro」のレビューはこちら

iPhone 13 Pro(2021年9月)

重さがついに200 gを超えました。

使っていると手が痛くなってくることを感じて、200 g超えのスマホは使いにくいと強く実感しています。

性能的にも「iPhone 12 Pro」から劇的な差を感じられなかったのが正直なところです。

動画撮影のシネマティックモードも最初だけで、そこから使うことはほとんどありませんでした。

ただリフレッシュレート120Hzの恩恵はすごく、これに慣れると「iPhone 11 Pro」を今使うと動きがザラザラしていることを毎回感じます。

「iPhone 13 Pro」のレビューはこちら

iPhone 14 Proを買わないと決めた6つの理由

1.重い

  • iPhone 12 Pro:187 g
  • iPhone 13 Pro:203 g
  • iPhone 14 Pro:206 g

冒頭でも述べた通りスマホで写真を撮る時間が長いので、重くて手が疲れやすいのは致命的です。

寝転がりながらだったり、特にくつろぐ体制だと重いスマホというのは相性が悪いですね。

iPhone 12 Pro」までは重いと思ったことはなかったので、体感として190 gがラインでそこを超えるか超えないかというのが鍵になっていると実感しています。

2.レンズのサイズがでかすぎる

前はスマートだったのに、レンズが大きくなってきたのを隠さなくなりました。

机の上に置いたときにフラットに置けず、斜めになる違和感を覚えます。

カメラの明確な肥大化は「もうカメラしか進化しないんです」というAppleの強い意志を感じます。

3.QOLの上がり幅が小さい

5s → 7 → 11 Proは3年間隔だったので、買い替えのたびに具体的な進化があり、生活が実際に便利になっていると実感できました。

11 Pro → 14 Proも3年経っているが、当時のような進化と生活が快適になる実感を感じられません

4.実用的な進化がカメラだけ

細かいところはたくさん改善されていますが、わかりやすいところはカメラのみです。

画素数が12MPから48MPに進化しましたが、ProRAW撮影時のみでファイルサイズが約3倍になります。

具体的には12MPでは1ファイル約25MBでしたが、48MPだと約75MBになります。

つまりストレージ容量もその分多く使うことになり、128GBモデルだとかなり厳しいのが現実です。

私は「iPhone 13 Pro」を含めたこれまでのProシリーズは128GBモデルを購入してきました。

わが家ではNASというネットワークHDDに写真をいれて、iPhone内のデータを定期的に古いものから消すという運用をしています。

48MPをフル活用するとその頻度が高くなりすぎて現実的じゃありません。

またProRAWで撮った写真はDNGファイルになり、JPGのようにそのままSNSなどにアップできないという弱点もあります。

一旦編集してJPGなどに書き出す手間がかかります。

5.価格が高い

  • iPhone 13 Pro(128GB):122,800円
  • iPhone 14 Pro(128GB):149,800円

円安の影響で仕方ないところではありますが、前モデルの「iPhone 13 Pro」から27,000円アップは辛すぎます。

単純にこの理由だけで今回は見送る、という決断をした人もたくさんいるんじゃないでしょうか。

6.生活レベルが不必要にあがってしまう

前提として話が複雑になるので、過去モデルを下取りに出すということはここでは度外視します。

iPhoneを毎年買い替えるということは、Proシリーズであれば年間12万円以上の固定費がかかるのと同じことです。

これまで約12万円でもなかなかの負担だったのに、それが最低15万円となるわけです。

進化の幅にそのくらいの価値を感じられなくなってしまいました。

また48MPを使いこなすとなると256GB以上のモデルを選ぶ必要があり、そうなると164,800円かかることになります。

iPhone 14 Proを買ってみてもいいと思う人

iPhone 11シリーズより前のiPhoneを使っている人

「iPhone XS」や「iPhone XR」など、「iPhone 11」シリーズより前のモデルを使っている人にはおすすめです。

3眼レンズ搭載で、なにより超広角カメラが便利すぎるからです。

これは生活が快適になったと言える十分な理由となります。

3眼レンズ目当てなら12 Proでじゅうぶん

ただ、重さのことも含めて「iPhone 12 Pro」がこれまでのiPhoneの中で一番バランスが良いと思っています。

Appleの公式ストアではすでに販売終了しているので中古や、公式ストア以外のところで購入する必要があるので手に入れるには少し手間がかかります。

結論は

  • iPhone 11シリーズより前のiPhoneユーザーであること
  • 最新のハイエンドスマホを使いたい人
  • 48MPの高画質写真をスマホで撮りたい人

iPhone歴9年のガジェットブロガーがiPhone 14 Proを見送る決断をした理由のまとめ

本記事では「iPhone 14 Proは見送ります!Proシリーズを買い続けてきたガジェットブロガーが苦渋の決断をした理由」について書きました。

「iPhone 14 Pro」を買おうかどうか迷っている方は、本記事で述べたことをぜひ参考にしていただければ幸いです。